2011年5月28日土曜日

Flash Professional CS5.5 から Android 向け AIR アプリを発行、インストール


Flash Professional CS 5.5 で Android 向け AIR アプリケーションを作成、端末へのインストールを試みた。
すごく簡単にできてしまいました。
CS5.5 はトライアル版を Adobeのサイトからダウンロードできます。わたしも今はトライアル版を使っています。
わたしが使ったアプリケーションを添付したので、是非試してみてください。

方法:
1.Android端末は「USBデバッグ設定」を有効にしておきます。「USBデバッグ設定」は「設定」の「アプリケーション」->「開発」の中にあります。


2. 端末と PC を USB ケーブルで接続します。これで端末とPCはデバッグモードでつながれたことになります。端末のステータスバーには虫のマークが表示されています。

(デバイスによっては専用のデバイスドライバなどインストールしなければならないかもしれません。わたしが使っている Galaxy S の場合、特に必要ではありませんでした。 Galaxy S のユーティリティーソフトである「Samsung Kies」をインストールしていたからではないかと思っています)

1.「サイコロツールのソースコード」をダウンロード、適当な場所に展開します。
最新:6月22日更新版ソースコード

2.展開したファイルの中にある sakura_tool.fla ファイルを Flash CS5.5 で開きます。

3. Flash CS5.5 のメニューから [ファイル] -> [パブリッシュ(B)] を選びます


4.「AIR for Android の設定」ダイアログが開かれると思います。必要最低限の設定はすでにしてあるのですが、「証明書」と「パスワード」については各自個別に設定しなければなりません。これはアプリを発行した人の情報を証明書という形でアプリに添付する作業です。まず自分専用の証明書を作成します。「証明書」入力フィールドの右側にある [作成…] ボタンを押します。

5.「自己署名の証明書を作成」ダイアログボックスが開かれると思います。必要な情報を入力して、[参照]ボタンで保存場所を指定、証明書を保存、[OK]ボタンを押して、証明書の作成を終了します。

6.「AIR for Android 設定」に戻ってくるので、「証明書」に先ほど指定したファイル、「パスワード」に証明書に設定したパスワードを入力します。


7.「パブリッシュ」ボタンを押します。生成されたアプリがUSB経由で端末に転送されます。

8.端末を確認してください。アプリ一覧の最後に「サイコロツール」が追加されていると思います。アイコンはパブリッシュ時の設定でまだ設定していないのでデフォルトアイコンになっています。「AIR for Android 設定」の「アイコン」タブに必要な設定をすることで、ここのアイコンも変更することができると思います。



9.サイコロツールを起動してみてください。 先ほどパブリッシュしたアプリが起動されます。



ちなみにこれはマーケットにアップしようと1か月半ぐらい前に制作を開始したアプリの途中経過です。マーケットにアップするにはもう少しチューニングが必要かなという感じですが、だいぶ形になってきました。
端末独自の機能として、重力センサーに対応しています。端末を上下または左右に振ってみてください。サイコロをふることができると思います。

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